SESエンジニアとして働く上で、「自分の単価は適正なのか?」という疑問を持つ方は多いです。この記事では、2026年現在の単価相場をスキル・年齢・経験年数別に解説します。
SES単価の基本的な仕組み
SES(システムエンジニアリングサービス)の単価とは、エンジニアが1ヶ月間稼働することに対して、エンドクライアントまたは上流企業が支払う金額のことです。
単価はエンジニア個人の給与ではなく、所属会社がクライアントに請求する月額稼働費用です。エンジニアの手取り給与は、この単価からマージン(会社の取り分)を引いた金額が還元されます。
スキル別の単価相場(2026年現在)
バックエンドエンジニア
| スキル | 経験年数 | 単価相場 |
|---|---|---|
| Java (Spring Boot) | 3〜5年 | 70〜85万円 |
| Java (Spring Boot) | 5年以上 | 80〜100万円 |
| Python (Django/FastAPI) | 3〜5年 | 72〜88万円 |
| Ruby on Rails | 3〜5年 | 65〜80万円 |
| PHP (Laravel) | 3〜5年 | 60〜75万円 |
| Go言語 | 3年以上 | 80〜100万円 |
フロントエンドエンジニア
| スキル | 経験年数 | 単価相場 |
|---|---|---|
| React | 3〜5年 | 68〜85万円 |
| Vue.js | 3〜5年 | 65〜80万円 |
| TypeScript全般 | 3年以上 | 70〜90万円 |
インフラ・クラウドエンジニア
| スキル | 経験年数 | 単価相場 |
|---|---|---|
| AWS全般 | 3〜5年 | 75〜95万円 |
| AWS + Terraform | 3年以上 | 85〜110万円 |
| GCP | 3年以上 | 80〜100万円 |
| Kubernetes | 3年以上 | 85〜110万円 |
| ネットワーク(Cisco) | 5年以上 | 65〜85万円 |
PM・PLクラス
| 役割 | 経験年数 | 単価相場 |
|---|---|---|
| PL(チームリード) | 3〜5年 | 80〜100万円 |
| PM(5〜10名規模) | 5年以上 | 95〜120万円 |
| PM(大規模PJ) | 8年以上 | 110〜140万円 |
年齢別の単価傾向
| 年齢層 | 主な単価帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| 20代前半 | 40〜60万円 | 未経験〜1〜2年目 |
| 20代後半 | 55〜80万円 | 実力が反映され始める |
| 30代前半 | 70〜95万円 | スペシャリストとして評価 |
| 30代後半 | 75〜110万円 | PM・PL経験が単価を押し上げる |
| 40代以上 | 80〜130万円 | 経験・マネジメント力で高単価 |
単価を上げるための3つのアクション
1. 資格取得でスキルを証明する
AWS SAA・PMP・情報処理技術者試験などは、単価交渉の場で「証明」として機能します。特にAWS関連資格は、現在の市場で最も評価される資格のひとつです。
2. 上流工程の経験を積む
設計・レビュー・顧客折衝などの上流工程の経験があると、同じ技術スタックでも単価が10〜20万円上がるケースがあります。
3. 複数領域のスキルを持つ
「バックエンド + インフラ(AWS)」「フロントエンド + バックエンド(フルスタック)」のようにクロスドメインのスキルがある人材は、市場価値が高くなります。
まとめ
2026年の単価相場は、クラウド・AI関連スキルを持つエンジニアの需要が特に高く、AWS・Kubernetes・機械学習エンジニアは相場を上回る単価を得られるケースが増えています。
自分の単価が市場相場と比べてどうかを定期的に確認し、スキルアップと単価交渉を積極的に行うことが、キャリア形成において重要です。