ビジネスパートナー(BP)管理の重要性
SES営業において、ビジネスパートナー(以下BP)とは、案件情報・要員情報を相互に共有し合う他のSES会社やフリーランスエージェントのことです。
BPとの関係はSES営業の命綱です。良質なBPリストを持つ会社は、案件空白期間を最小限に抑えられ、良いエンジニアを素早く確保できます。
BPリストに含めるべき情報
最低限、以下の情報をBPごとに管理しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 正式名称 |
| 担当者名 | 名前・部署 |
| メールアドレス | 配信用・連絡用 |
| 電話番号 | 緊急連絡用 |
| 得意分野 | Java系・インフラ系・PM など |
| 配信可否 | 配信停止希望の有無 |
| 最終連絡日 | 関係の新鮮度確認 |
| メモ | 商流・信頼度・要注意事項 |
BPリストの整理術
タグ・カテゴリで分類する
BPを以下のような軸で分類すると、必要な時に素早く絞り込めます。
- 得意分野: Web系、インフラ、AI/ML、金融系、組み込み
- 規模: 大手SIer、中堅SES、個人エージェント
- 信頼度: A(高頻度取引)/ B(通常)/ C(要注意)
- 地域: 東京、大阪、名古屋、リモート特化
定期的なクレンジング
BPリストは放置すると「死に体」になります。以下のサイクルでメンテナンスしましょう。
- 月次: 返信率の低いBPにピンポン(生存確認)
- 四半期: メールアドレスのエラー(バウンス)を削除
- 半年: 長期間連絡がないBPを「休眠リスト」に移動
新規BPの開拓方法
既存のBPだけに依存するのは危険です。常に新規開拓を続けましょう。
オンラインでの開拓
- LinkedInでの繋がり依頼
- SES営業コミュニティへの参加(Slack・Facebook等)
- メーリングリスト(業界の掲示板)への登録
- 展示会・セミナーでの名刺交換
紹介経由での開拓
既存の信頼できるBPからの紹介は、最も質の高いBP獲得ルートです。案件成立後に「他にいいBPさんいますか?」と一言聞くだけで繋がりが広がります。
BPとの関係維持のコツ
双方向の情報共有を意識する
BPとの関係は「もらうだけ」では長続きしません。自分の側からも積極的に案件・要員情報を共有することで、良い情報が返ってくる関係になります。
返信は即レス
BPから案件・要員の打診がきたら、30分以内の返信を目指しましょう。SES業界はスピード勝負。「あそこは返信が早い」という評判が、優先的に情報を回してもらえる関係につながります。
感謝を忘れない
案件が成立したら、担当者への一言御礼を欠かさずに。長期的な信頼関係の積み重ねがSES営業の財産になります。
BPリスト管理ツールの選び方
Excelでの管理は手軽ですが、規模が大きくなると限界があります。
| ツール | 向いている規模 | 特徴 |
|---|---|---|
| Excel / Google スプレッドシート | 〜100社 | 初期は十分、無料 |
| 専用SESツール | 100〜1000社 | 配信機能が統合されて効率的 |
| CRM(Salesforce等) | 1000社〜 | 大規模管理・分析向き |
Zianserでは、ビジネスパートナーリストの管理と一括メール配信を一体化しており、リストを更新するだけで翌日の配信に即反映されます。
まとめ
BPリストの質と量が、SES営業の稼働率に直結します。定期的なメンテナンス・新規開拓・即レスの習慣を続けることで、案件ゼロの状態を防ぎ、安定した収益を維持できます。