最初からお金をかける必要はない
SES会社を立ち上げたばかりの頃、または副業・独立でSES営業を始めたばかりの時期は、まず売上を作ることが最優先です。高額なツールに投資するよりも、無料ツールをうまく組み合わせて運用を始めましょう。
必須ツール5選(すべて無料)
1. Googleアカウント(Gmail / Google Workspace)
用途: メール送受信・カレンダー・ドライブ・スプレッドシート
料金: 個人Gmailは無料
SES営業において、まずGmailアカウントを整えることが第一歩です。ビジネス用のメールアドレス(独自ドメイン)を使いたい場合はGoogle Workspaceが必要ですが、最初は @gmail.com でも十分機能します。
2. Googleスプレッドシート
用途: BPリスト管理・案件一覧・エンジニア管理
料金: 無料
Excelと同等の機能をクラウドで使えます。チームで共有できるのがExcelより便利な点です。BPリストのテンプレートをネット上で探すか、下記の構成で作成しましょう。
Sheet1: BPリスト(会社名、担当者、メール、タグ、配信可否)
Sheet2: 案件一覧(案件名、単価、スキル、ステータス)
Sheet3: エンジニアリスト(名前、スキル、単価、稼働状況)
3. Zianser(SES営業特化ツール)
用途: 案件・要員管理、BP管理、Gmail連携一括配信
料金: 完全無料(クレジットカード不要)
SES営業に特化した専用ツールで、Googleアカウントでサインインしてすぐ使えます。スプレッドシートより管理しやすく、メール一括配信が1クリックで完了します。
4. Zoom(面談ツール)
用途: BPとのオンライン面談、エンジニアとのブリーフィング
料金: 40分制限あり無料プランあり
SES業界では面談の多くがZoom等のオンラインツールで行われます。無料プランは40分制限がありますが、面談は多くの場合それ以内で終わります。長くなりそうな場合はGoogle Meetを使えば無制限で無料です。
5. Notion(情報管理)
用途: 社内マニュアル、議事録、タスク管理
料金: 個人・小規模チームは無料
Notionは情報整理に非常に優れたツールです。案件のメモ、BPとの交渉履歴、社内ルールなどをまとめておくのに適しています。
あると便利な無料ツール
| ツール | 用途 | 備考 |
|---|---|---|
| Slack | 社内チャット・BPとのコミュニケーション | 無料プランあり |
| ChatGPT | メール文章作成・スキルシート整理 | 無料プランあり |
| DocuSign / HelloSign | 電子契約書 | 月数通まで無料 |
| Canva | 会社紹介資料・名刺デザイン | 無料プランあり |
有料化を検討するタイミング
無料ツールで始めて、以下の段階になったら有料化を検討しましょう。
- BPリストが300社を超えた: 配信上限が問題になってきたとき
- チームが3名以上になった: 権限管理・共有機能が必要なとき
- 月商100万円を超えた: ツールへの投資余力が生まれたとき
まとめ
SES営業はGmail + スプレッドシート + SES専用ツールの3点セットで十分スタートできます。最初からコストをかけず、売上が安定してから徐々にツールをアップグレードしていくのが賢い方法です。無料期間中にノウハウを蓄積することが、長期的な成功への近道です。