【実話】BP企業から突然「取引停止」を告げられた日のこと
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【実話】BP企業から突然「取引停止」を告げられた日のこと

ある朝突然、長年付き合ってきたビジネスパートナー企業の担当者からメールが届いた。「今後の取引を見合わせたい」という一行が、私のSES営業人生を大きく変えた出来事の顛末を正直に話します。

2026年5月29日|Zianser編集部

こんにちは。Zianser編集部です。

今回お話しするのは、私がSES営業として働き始めて4年目の出来事です。あの朝のことは、今でもはっきりと覚えています。


いつも通りの朝、いつもと違うメール

その日は平日の月曜日、朝9時過ぎのことでした。

いつものようにメールボックスを開くと、長年お世話になっていたBP企業・T社の担当者Kさんからメールが届いていました。Kさんとは3年以上のお付き合いで、毎月のように要員を紹介し合う関係でした。

件名は「今後の取引について」。

本文を読んだ瞬間、目が止まりました。

「誠に恐れ入りますが、弊社の方針変更に伴い、今後の御社との新規取引は見合わせることといたしました。これまでのご縁に感謝申し上げます。」


頭の中が真っ白になった

正直、最初は意味がわかりませんでした。

「方針変更」とは何を指すのか。私が何かをしたのか。それとも会社側に何かあったのか。

すぐに電話しましたが、Kさんは「詳細はお伝えできない」の一点張りで、具体的な理由を教えてもらえませんでした。その冷たさに、どこかよそよそしさを感じました。


後から判明した「本当の理由」

数週間後、別のBP企業の担当者・Mさんとの雑談の中で、思わぬ情報が耳に入りました。

「T社さん、最近取引先を絞り込んでいるみたいですよ。返信が遅い会社や、単価交渉ばかりしてくる会社を整理しているって聞きました」

その言葉を聞いて、心当たりがありました。

当時の私は業務が立て込んでいて、T社からの問い合わせへの返信が2〜3日遅れることが何度かありました。特に意識していなかったのですが、「あそこは返信が遅い」という評判が積み重なっていたようです。


SES業界における「返信の重み」を思い知った

SES営業において、メールや電話への返信速度は信頼の指標です。

案件の鮮度は24〜48時間で大きく落ちます。「あとで返信しよう」が積み重なると、相手の中での優先順位が下がり、いつの間にか「連絡する価値がない会社」と判断されてしまいます。

T社に取引を切られた後、私はすぐにいくつかのルールを自分に課しました。

ルール 内容
即レス原則 BP企業からの連絡は、受信から2時間以内に返信する
不在時の対応 外出中でも「確認の上、今日中に折り返します」と一言送る
週次チェック 1週間返信していないBPがいないかリストで確認する

失って気づいた、BPとの関係の「温度感」

T社を失った痛みが大きかったのは、単に取引件数が減ったからだけではありません。

関係が壊れるのはいつも静かで、突然だということ。 クレームや口論があってからではなく、「返信が来なくなる」「少しずつ情報が回ってこなくなる」という形で気づかないうちに進んでいるのです。

その後、私はBP企業との関係を「取引相手」ではなく「パートナー」として捉え直すよう意識を変えました。

誕生日でも年末でもなく、ただ「最近どうですか?」と一言送るだけで、関係の温度は保てます。SES業界において、この「関係の温度」こそが最大の資産です。


Zianserでは、ビジネスパートナー企業との連絡・配信履歴を一元管理できます。 「最後にいつ連絡したか」がひと目でわかるので、関係の冷却を事前に察知できます。

このコラムを書いた人

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Zianser編集部

グッドエフォート合同会社

SES業界経験15年SES営業10年以上PM教育AI推進

SES業界に15年以上携わり、営業・PM育成・AI活用推進を経験。 現場で目撃した「劕話」や「学び」を、コラムとして正直にお伝えします。 現在はグッドエフォート合同会社にSES営業支援ツール「Zianser」を運営。

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